特定非営利活動法人自立の店ひまわりパン工房・カフェ

 
自立の店ひまわりは、1999年に開催されたカナダのトロントを拠点に活動している知的障がい者の人形劇団フェイマス・ピープル・プレイヤーズの熊本公演により生まれた益金をもとに、知的に障がい者のある人たちの自立と社会参加を支援することを目的に、作品の展示販売ショップとして熊本YMCAフリースペースの一角に、2000年9月にスタートいたしました。熊本県内の作業所や施設で作られた作品を、常設で委託販売をすることになり、運営には公演に関わったボランティアの中の約10名が運営委員として関わることになりました。その後、フリースペースにカフェの設備があったことから、知的に障がいのある人たち(チャレンジドと呼んでいます)と共にカフェを併設することになりました。さらに、2001年には女性センターの1階にも「カフェひまわり女性センター店」をオープンすることができました。その後、パン作りがチャレンジドに向いていることから、ボランティアとともにパン作りに取り組むこととなりました。これまでの委託販売による間接的な支援から、カフェにおける接客やパン作りを通してチャレンジドの直接支援をすることで、彼らの働く場所でもあるカフェ部門とパン工房を小規模作業所として熊本市の認可を受け、4年前にNPO法人を立ち上げ、現在は地域活動支援センターⅢ型として活動しています。ひまわりパン工房はYMCA店に於いてパンの製造販売、カフェはYMCA店及び女性センター改めはあもにい店の2か所、さらに龍田のひまわり農園では地域の方の協力のもと、種まきや草取り、収穫などを通して自然に触れ作物を育てることの楽しみや喜びを感じたり、収穫したものがパンやカフェのメニューに生かされることを期待して農園作業にも励んでいます。

 

 当初作品の常設店としてスタートした自立の店ひまわりは、今年15年目に入り、ショップとしての物品販売部門、NPOのパン工房・カフェ部門、NPOの創作開発部門と同じ目的のもと、さまざまな活動を展開している「自立の店ひまわり」へと大きく成長いたしました。

 

 パン工房・カフェには現在10数名のチャレンジドたちが、通ってきています。施設長及び支援員2名、約30名のボランティアさんに支えられ、美味しいと評判のパンを作り販売や配達に出かけ、美味しいランチの提供や接客、また農園作業にと日々勤しんでいます。
支援学校や支援学級からの実習の場としての依頼も多く、将来の彼らの働く場となること
を期待して、できる限り実習生も受け入れています。
楽しく生き生きと働ける場所であり、ひまわりを愛するボランティアの温かい支援に支え
られ、他に類を見ない心にやさしい場所であり続けたいと思っています。

 

2014年10月5日

特定非営利活動法人自立の店ひまわりパン工房・カフェ
      理事長       牧野智子

 

 

 

 

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2014年09月14日 05:08
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